Record China 2018年3月21日(水) 23時20分
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19日、央視財経頻道によると、中国では宅配サービスの拡大による荷物取扱量が爆発的に伸び、年間の取扱量は米国、日本、欧州連合(EU)を合わせた数を上回っている。写真は中国の宅配業者。
2018年3月19日、央視財経頻道によると、中国では宅配サービスの拡大による荷物取扱量が爆発的に伸び、年間の取扱量は米国、日本、欧州連合(EU)を合わせた数を上回っている。記事は「ネット上には荷物をさばく中国宅配業者の倉庫の様子を写した動画がアップされ、世界の人々を驚かせている」と誇らしげに伝えた。
中国国家郵政局の馬軍勝(マー・ジュンシェン)局長は同日、中国宅配サービスの年間取扱量が昨年400億件を超え、日本、米国、EUを合わせた数を抜いたと発表した。宅配サービス業の世界シェアの4割を中国が占め、農村でも87%の地域をカバー。延べ6億人の農民もサービスを利用するまでになったという。
記事によると、上海嘉定区には、世界最大の宅配荷物を仕分ける「無人倉庫」が稼働している。入荷、出荷、分類、配送など工程は24に分かれ、仕分け用などのロボット460台が動き、人の手を借りずに荷物をさばいているそうだ。
中国で宅配サービスの利用がピークに達する昨年の「独身の日」(11月11日)には、わずか数分で前年を上回る注文が入った。無人仕分けシステムの開発者は「24時間で7億件の荷物をさばいた。普段の数倍から10倍近い量だ」と話しているという。(翻訳・編集/大宮)
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