2018年3月18日、中国中央テレビの財経チャンネルは、超高層ビル建設の難題に挑戦する「神アイテム」が中国で発明されたと伝えた。

記事が紹介するのは、わずか4日で建物の1つの階を完成させるという「空中ビル建設機械」だ。

記事は「建設業界において、高さ300メートルを超える高層ビル建設は高いハードルであり、500メートルともなれば難易度はさらに高まる」とし、「ビル1棟分の建築資材や設備は重さ50〜60万トンに上り、300メートルの場合の2倍だ。施工プラットフォームの安定性や積載能力の要求も高くなることから、建設リスクは300メートルの場合の4倍以上だ」と紹介した。

その上で、中国で発明された「空中ビル建設機械」は、4000トン以上を持ち上げる能力を備え、1000メートルの高さでも「平地を歩くように苦もなく」工事が行え、8級の強風のもとでも問題なく、4日で建物の1つの階を完成させるとし、「中国の超高層ビル建設の技術が世界をリードしていることを示すものだ」と伝えた。

記事はさらに「世界の高さ300メートル以上の超高層ビルの7割近くが中国製だ」とし、「超高層ビルの分野で、中国の高さ、中国の効率性、省エネルギーな工法は、絶対的な優位性だ」とも伝えている。（翻訳・編集/柳川）