旧正月の休み明けに離婚する夫婦が急増、理由は「ささいなこと」―中国

Record China    2012年1月31日(火) 21時25分

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30日、春節(旧正月)の長期休暇明けに離婚手続きのために役所に訪れる夫婦が急増。長期休暇の間に発生したささいな出来事が主な原因だという。写真は春節連休中の天津。

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2012年1月30日、中国の北方網は、毎年春節(旧正月)の長期休暇明けに離婚する夫婦が増える現象に注目。その原因を探った。

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春節休暇明けの1月29日、天津市内各地区の婚姻登記部には離婚手続きに訪れる夫婦の姿が多く見られた。河西区民政局は、この日だけで10組の夫婦の離婚申請を受理。その他の地区でも、結婚よりも離婚の手続きのほうが多かったという。河西区民政局婚姻登記科の●強(パン・チアン、●はまだれに龍)科長も「長期休暇、とりわけ春節休暇明けに離婚が増える」と証言する。

パン科長はその原因について、「最も多いのが、春節の里帰り先や過ごし方など、ささいな問題で夫婦げんかをし、衝動的に離婚を決意するケース。恋愛期間が短い新婚夫婦が初めて迎える春節で、お互いの考え方や習慣の違いを痛感して離婚につながるケースや、もともと仲の悪い夫婦が春節休暇で長時間一緒にいることで、お互いの不満が爆発して離婚に至るケースがある」と説明。同民政局職員は「夫婦が本当に離婚を望んでいるのか、それとも怒りにまかせて離婚と騒いでいるだけなのかは、長年の経験でわかる。離婚証明書を受け取って初めて後悔する夫婦もいることから、われわれはまず双方の説得に力を入れ、夫婦関係の継続を促すことを心がけている」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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