「女児ならば中絶」を選択するアジア系移民=胎児性別告知の禁止を提言―カナダ医学誌

Record China    2012年1月29日(日) 16時28分

拡大

専門誌『カナダ・メディカル・アソシエーション・ジャーナル』は、妊娠30週に達するまで胎児の性別を告知しないよう提言した。アジア系移民の女児中絶を防止するのが目的だ。写真はハルビン婦幼保健院。妊娠女性向けのバレエ教室。

(1 / 5 枚)

妊娠30週に達するまで胎児の性別を告知しないよう提言した。アジア系移民の女児中絶を防止するのが目的だ。28日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

その他の写真

カナダの移民コミュニティにおける堕胎状況の調査は少ないが、中国、インド、韓国、ベトナムなどのアジア系移民のうち、すでに女児が生まれている家では、2人目の女児を妊娠した場合、堕胎を選択するケースが多いという。

米国の国勢調査ではこの傾向が統計的に明らかになっている。両親ともにアジア系の場合、生まれてくる子どもの性別比は明らかに不自然だという。04年から09年にかけ、65人のインド系女性に質問した米国の調査では、89%が女児ならば中絶すると回答している。

こうした状況を受け、中絶が難しくなる妊娠30週前の性別告知を禁止するべきだと同誌は提言した。中国では「産み分け」を禁止するべく、出産前の性別告知は禁止されている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携