<旧正月>親戚一同の集まりも善し悪し…若者、年配者からの根掘り葉掘り質問に辟易―中国紙

Record China    2012年1月25日(水) 20時54分

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21日、中国の地方紙は、旧正月などで親戚一同が集まった際に、若者が年配者から聞かれて最も困るプライベートな質問や年配者の口癖について特集した。写真は中国の帰省風景。

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2012年1月21日付の遼寧日報は、春節(旧正月)などで親戚一同が集まった際に、若者が年配者から聞かれて最も困るプライベートな質問や年配者の口癖について特集した。

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親戚一同が集まると、年配者は必ずといってよいほどこんな話から始める。「覚えてないかい?お前が小さい時にはよく抱っこしたもんだ。あっという間に大きくなったなぁ」。

その後、一連のプライベートな質問が続く。「結婚は?」。もし結婚していれば、「子供は?」。子供がいれば、子供を呼び寄せて歌わせたり、踊らせたり。子供がいなければ、早く作ったほうがよいと急かす。まだ結婚していなければ、「相手は?」。相手がいれば、「どうして結婚しないの、早く結婚したほうが…」とおせっかいを焼く。年配者からの矢継ぎ早の質問で標的にされることに対し、多くの若者はうんざりして親戚一同の集まりを避けるようにさえなっている。

最も典型的な質問には、「恋人は?」「いつ結婚するの?」「去年いくら稼いだ?」「仕事はどう?」「マンションはいつ買うの?」など、子供に対しては「テストは何番だった?」「今年いくつ(お年玉をあげようかの意も含む)?」などがある。また、年配者の口癖には「私を覚えてるかい」「子供の時よく抱っこしてあげたもんだ、大きくなったなぁ」「こんなに大きくなったのにまだまともに挨拶できないのか」などがある。

ネット上では、これら困った質問に対する対策でも盛り上がっている。

あるユーザーが教える対策には、次の3点が紹介されている。1.モナリザの微笑みで右から左に聞き流す。2.例えば、「恋人は?」との質問に対しては「まだ知り合ったばかりなので、落ち着いたら紹介する」「周りに良い人がいなくて…」などとうまくかわす。3.可能な限り帰省回数を減らす。

一方で、「彼らが関心を持っていてくれる証拠。他人なら誰がこんなことを言ってくれるだろう」と、年配者のこうした行為を善意から出ているものと捉えるべきとの意見もある。(翻訳・編集/HA)

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