韓国からの批判を意識?日本が韓国特使に「安倍首相と同じ椅子」用意=韓国ネット「当然のことがニュースになるとは」

Record China    2018年3月14日(水) 10時50分

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13日、韓国メディアによると、南北・米朝首脳会談に関連して12日に日本を訪問した韓国の徐薫国家情報院長が安倍晋三首相と会談を行ったが、その際に徐院長が座った「椅子」に注目が集まっている。資料写真。

2018年3月13日、韓国・聯合ニュースによると、南北・米朝首脳会談に関連して12日に日本を訪問した韓国の徐薫(ソ・フン)国家情報院長が安倍晋三首相と会談を行ったが、その際に徐院長が座った「椅子」に注目が集まっている。

昨年5月に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として派遣された文喜相(ムン・ヒサン)議員、そして同年12月に康京和(カン・ギョンファ)外相、最大野党・自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が安倍首相と会談した際に座った椅子は、安倍首相が座る椅子とは異なっていた。

記事は「韓国使節が座っていた椅子はピンク色だったが安倍首相の椅子は金色の花柄、椅子の高さも格段に差があった」とし、「高い椅子に座る安倍首相が低い椅子に座る韓国からの訪問者を見下ろす形になっていた」としている。当時、韓国では「安倍首相が韓国外交使節を意図的に冷遇したのではないか」と批判する声も出ていた。

しかし13日の会談で徐院長が座った椅子は、安倍首相と同じ金色の花柄があしらわれたものだった。現場を取材していた日本の記者たちの間では「韓国メディアの問題提起(冷遇されたとの主張)が受け入れられたのではないか」との声も上がったそうだ。韓国では「南北・米朝首脳会談という世紀のビッグイベントを前に関連情報の共有を期待する日本政府が自ら『椅子差別待遇』を改善したのではないか」との主張も出ているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「稚拙なやり方だ」「こんな姑息(こそく)なことを考えていたのか」「普通こんな発想は出ない」「国の長たる者がやるべきことじゃない」「ピンク色の椅子は田舎の喫茶店にでもありそうじゃないか」「日本という国を端的に示す例」など、以前の会談で韓国使節に安倍首相と異なる椅子が提供されていたことに対する批判の声が多く寄せられた。また「対等に扱われるのが当然なのに、今回やっと差別されなかったことがニュースになるとは本当に残念」と嘆く声も見られた。(翻訳・編集/三田)

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