オバマ大統領、中国人観光客のビザ手続き簡略化を表明―米メディア

Record China    2012年1月21日(土) 6時43分

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19日、米国のオバマ大統領は、中国とブラジルの観光客のビザ手続きを簡略化する観光振興策を発表した。1人当たりの消費額が高い中国人観光客は、米政府にとって「願ってもない上客」となっている。写真は中国の「銀聯カード」が使える米ニューヨークのアウトレット。

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2012年1月19日、米国のオバマ大統領は、中国とブラジルの観光客のビザ手続きを簡略化する観光振興策を発表した。特に1人当たりの消費額が高い中国人観光客は、米政府にとって「願ってもない上客」となっている。米ボイス・オブ・アメリカの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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オバマ大統領はフロリダ州のディズニー・ワールドで演説し、「外国人観光客が増えれば、今よりさらに多くの雇用が生まれる。米国の観光産業はまだ伸びるはずだ。米国が世界一の観光地になることを望む」とし、「我々は世界で最も偉大な国。誰もが来たいと思うだろう」と呼び掛けた。

2010年に米国を訪れた外国人観光客は約6000万人。観光業に従事している人は約120万人に上る。中でも大きな期待が寄せられているのが、中間層が拡大している中国人観光客だ。米商務省の統計によると、彼らが1回の旅行で使う平均額は約6000ドル(約46万2000円)。これに対し、他国の観光客は同4000ドル(約30万8000円)にとどまる。

オバマ大統領は海外からの観光客を増やし、経済の活性化と雇用創出につなげたい考えだ。(翻訳・編集/NN)

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