フライメディア 2018年3月13日(火) 18時0分
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日本ではあまり知られていないが、3月8日は、国際婦人デーで、中国でも「三八婦女節」としてお祝いをする。
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基本的に、国の規定で、中国系の企業では、女性社員は午後が半休になる。さらに、企業によっては、女性社員に、シャンプーやチョコレートなどのお菓子を支給するところもあって、女性社員にとっては嬉しい待遇だ。
女性限定イベントや限定商品など購買意欲をかきたてられる演出も多く、ショッピングモールでも華やかなディスプレイで、この日の商戦を迎える。女性受けしそうなデザインのディスプレイやピンク系でかわいい商品があふれている。
ところで、最近は、この呼び方が少々変わってきている。一般的に「婦女節」とよばれていたのに、ここ数年で、「女王節」「女神節」「蝴蝶(ちょうちょ)節」とよばれるようになった。
このよび方は、ECサイトがはじめていて、それぞれのサイトで呼び方も違い、例えば、天猫(T-mall)では「女王節」とよんでいて、化粧品や美容関連の商品をはじめ、女性に人気の高い商品を期間限定のセール価格で販売している。
商品キーワードも日本語から派生している「女子力」をはじめ、自信、優雅さ、気品、魅力などがあげられ、女性のライフスタイルへの提案や「自分磨き」をテーマとして打ち出している。
ちなみに、「三八」だけだと、あまり良い意味ではなく、「だらしない、ふしだら」といった女性に対しての罵声言葉になるので、婦人デーを「三八」と略したり、「三八、節」と区切ったりすることは誤解をまねく恐れがあるので、避けたほうが無難。そういう角度からみても「女神節」や「女王節」といった言葉がこれから主流になっていくのかもしれない。
それにしても、さまざまある「○○節(○○デー)」を次々とショッピング消費につなげていく商魂のたくましさには脱帽である。(提供/フライメディア)
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