米国のイラン経済制裁に苦しむ日中韓=代替輸入国確保に奔走―中国紙

Record China    2012年1月19日(木) 5時11分

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17日、環球時報は、イランに対する経済制裁を受け、世界各国は代替輸入国を探して湾岸諸国と接触していると報道した。日本はUAE、韓国はオマーンと輸入保証で合意したという。写真は天津市。中国石油大港油田公司。

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2012年1月17日、環球時報は、イランに対する経済制裁を受け、世界各国は代替輸入国を探して湾岸諸国と接触していると報道した。

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米国はイランの核開発に対してついに経済制裁を始める方針を固めた。日本を含む世界各国にイランからの原油輸入を禁止するよう求めている。イラン中央銀行と取引がある金融機関はブラックリストに掲載され、米金融機関との取引が禁止される法案も成立した。

こうした状況を受け、原油価格は12月末から1バレルあたり6ドル(約462円)上昇。またイランに代わる輸入元を確保しようと、各国関係者の中東詣でが続いている。韓国の金滉植首相はオマーンを訪問。また日本はUAEと原油供給保証の契約を取り交わしたという。

中国、日本、インド、韓国。アジアの4大経済体は米国の制裁に対して、政治的決定と経済とのバランスを確保するのに苦しんでいる状況だ。(翻訳・編集/KT)

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