Record China 2012年1月14日(土) 10時30分
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23日、中国は民族最大の祝日である旧正月を迎える。大晦日には親戚一同が集って「年夜飯」という年越しのごちそうを囲むことが最大の楽しみとなっているが、中国の人たちはどんな料理を食べるのだろうか?
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2012年1月23日、中国は民族最大の祝日である旧正月を迎える。大晦日には親戚一同が集って「年夜飯」という年越しのごちそうを囲むことが最大の楽しみとなっているが、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトは、「今年の年夜飯に何を食べたいか?」というお題を投げかけている。日本のおせちとは違い、年夜飯にいただくものには特に決まったものはなく、地方や家庭によってさまざまだからだ。以下、一般からのつぶやきを拾った。
【その他の写真】
■やっぱり餃子かな、包んだ時の指の跡が残っているような、手作りのやつね!
※中国では「“子(ね)”の刻に年が“交”わる」という意味から、年越しに餃子を食べる習慣がある。
■ママの作った魚料理だよ!
※「魚(ユー)」は「余(ユー)」と同音のため、「余裕がある(富裕である)」という意味で縁起のよい食べ物とされる。
■もち米団子かな!
※団子はその丸い形状から、一家円満の象徴とされる。
■レンコンのシロップ煮は欠かせないね。
※レンコンは糸を引くことから、中国では「縁が途切れずに続く」というイメージもある。日本のおせちでは、穴のあいた形状から「将来を見通せるように」との意味でよくレンコンを食べる。
■肉!肉!肉!
※日本のおせちにお肉のイメージはないが、中国ではごちそうと言えばやはり肉。
■ばあちゃんのつくった漬け物とお焼き。
■真っ赤なスープがたぎる火鍋 (鍋物)だね!来年もめでたく元気に、という願いを込めて!みんなでひとつの鍋を囲む感じもいい。
■昔、友人の田舎で“泡象(パオシアン)”という料理を食べたよ。小麦粉の中に卵を割りいれてフライするんだ。形はさまざまだけど、それをスープに入れたり炒めたりして食べるみたい。こういう郷土料理は今の時代、誰も作れなくなったし、レストランでは食べる機会もないね。
世相を反映する、以下のような意見も多かった。
■何を食べるかより、一家揃って食べる方が大事。
■子供のころの年夜飯は豪勢だったなあ!今は何を食べても特に感激もないしね。母が生きてたらなあ!
■何でもいいや…親戚回りも興味ない。年越しって年々味気ないものになってるよね。
■職場の忘年会でたらふく食べることにするよ。
■今年の大みそか、うちの母は外食に出かけるらしい。で、わたしと父に言ったの。「ちゃんとご飯食べなきゃダメよ!」ってさ。(翻訳・編集/愛玉)
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