2018年3月5日、環球網は、フィギュアスケート男子シングルで五輪2連覇を達成した羽生結弦について「日本で流行し始めている『女子力の高い男子』の象徴的存在だ」と伝えた。

日本メディアによると、羽生人気の理由はスケートの実力だけではなく「女子力が抜群」であるからだという。記事は「女子力は最近、日本の若い男性の間で流行し始めている。30歳以下の男性たちは、人と意見が合わない時、相手に詰め寄ったりしない。穏やかに理詰めで対応するのだ」とし、「女性のように身だしなみに気を使い、たたずまいや素振りも女性的」と紹介した。

その上で、「羽生はその代表的人物と言えるだろう」とし、「外見は幼さが残り、美少年か少女のようにも見える。いつも礼儀正しく、相手の立場に立って物事を考える。五輪の舞台裏でライバル選手に気を使う写真はネットで大きく称賛された」などと伝えた。

また、「日本で女子力の高い男性が流行するのは、社会環境が穏やかになったことを意味している」と分析。「日本は長い競争社会を経て、温和で穏やかな社会に変化しようとしている。現代の若者たちは比較的寛容で緩い教育を受けている。彼らは男性が明るく、強くあるべきだとは考えていない」などと解説した。（翻訳・編集/大宮）