英国ハーフの名優アンソニー・ウォン、4歳で自分を捨てた父親捜し、異母姉兄の存在も浮上―香港

Record China    2018年3月4日(日) 18時0分

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2日、幼い頃に生き別れた父親捜しが注目される香港の演技派俳優アンソニー・ウォンが、フェイスブックを通じてこれまでの経過を紹介している。写真はアンソニー・ウォン。

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2018年3月2日、幼い頃に生き別れた父親捜しが注目される香港の演技派俳優アンソニー・ウォン(黄秋生)が、フェイスブックを通じてこれまでの経過を紹介している。香港01が伝えた。

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「インファナル・アフェア」シリーズや「頭文字D THE MOVIE」など数々の映画に出演し、日本にもファンの多いアンソニー・ウォンは、その彫りの深いくっきりとした顔立ちが示すように英国と香港のハーフ。昨年、両親に抱かれた赤ちゃん時代の写真をフェイスブックに投稿し、52年前に生き別れた父親について調べていることを明かしていた。

英BBCが行った過去のインタビューによると、アンソニー・ウォンの本名はアンソニー・ペリー(Anthony Perry)といい、これは香港政庁の役人だったという父親、Frederick William Perryの姓を冠したもの。アンソニー・ウォンが4歳の時、父親はオーストラリアに渡り、二度と戻ってこなかったと語っている。

フェイスブックで写真を公開したのち、世間から数多くの情報が寄せられているが、アンソニー・ウォンは2日、再びフェイスブック上でこれらの情報をまとめた内容を紹介。父親は1914年6月11日生まれで、1955年に妻子を連れて香港へ赴任。現在77歳と74歳になる異母姉兄の存在も分かったという。

2日、香港アップルデイリーのインタビューに答えたアンソニー・ウォンは、世間の人々やネットユーザーの熱心な協力に感謝の言葉を述べ、父親との再会の可能性については、「すでに103歳なので、恐らく故人になっているだろう」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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