天然ガス価格低迷はチャンス=積極的な海外投資続ける中国―米華字メディア

Record China    2012年1月9日(月) 7時46分

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6日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、中国の海外資源買収戦略の変化を報じた。天然ガス価格の低迷をチャンスとみて、積極的な投資を続けているという。写真は山東省煙台市の海底油田採掘プラットフォーム。

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2012年1月6日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、中国の海外資源買収戦略の変化を報じた。

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中国大手国有エネルギー企業による海外資源買収のニュースが2件、相次ぎ報じられた。3日、中国石化工集団の子会社・国際石油探査開発有限公司は米デボン・エナジーとの契約を発表した。22億ドル(約1710億円)で、デボン・エナジーのシェールガス開発プロジェクトの権利を一部買収した。また中国石油天然ガス株式有限公司によるカナダ・オイルサンド開発プロジェクトの買収が承認されたことも伝えられた。

米紙ウォールストリートジャーナルは、中国のエネルギー買収戦略が変化していると指摘した。従来は原油中心で、しかもプロジェクトの全権利を買収する志向が強かった。それが原油以外のエネルギーにも目を向け、さらに一部権利の買収という形も許容するようになっている。

中国は長期的なエネルギー調達戦略を持っているという点で、海外企業とは異なる。天然ガス価格が低迷するなか、むしろ今こそ買収のチャンスだとみて積極的に投資を続けている。今後5年、10年のスパンで考えれば、今が底値だと判断がその動きを支えている。(翻訳・編集/KT)

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