イランの核問題は制裁でなく対話での解決を―中国

Record China    2012年1月5日(木) 19時49分

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5日、新華ネットの報道によると、中国外交部の洪磊報道官は4日の定例記者会見で、中国とイランの交流について述べた。写真は07年9月、北京のイラン大使館で行われた核問題などに関する記者会見。

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2012年1月5日、新華ネットの報道によると、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は4日の定例記者会見で「中国とイランは透明で公開された正常な経済貿易交流とエネルギー交流を保っており、これらの交流は国連安全保障理事会の決議に違反しておらず、影響を受けるようなことがあってはならない」と強調した。

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米国はイランに対して新しい制裁を加えるが、中国はイランと石油貿易を行っている中国企業に対する米国の制裁を回避する措置をとるのかとの記者の質問に答え、洪報道官は次のように述べた。

イランの核問題を解決する唯一の正しい道は対話と交渉であって、制裁は緊張を緩和し、問題を解決する根本的な方法ではない、と中国は一貫して考えている。国際法を無視し、国内法によって他国に一方的な制裁を加えることに中国は反対だ。

多くの国と同じように、中国はイランとの間で、透明で公開された正常な経済貿易交流とエネルギー交流を保っている。この交流は安保理決議に違反しておらず、影響を受けるようなことがあってはならない。

米国の空母がホルムズ海峡を航行すれば、海軍を動員して反撃するとイランが表明したことについて、洪報道官は「湾岸地域が平和と安定を保つことを我々は望んでいる」と述べた。(編集/内山)

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