Record China 2018年2月23日(金) 16時0分
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22日、韓国メディアによると、島根県で「竹島の日」の記念式典が行われた同日、韓国・ソウルでは同行事に反発する市民団体のデモが相次いだ。写真はソウルの日本大使館前。
2018年2月22日、韓国・ニューシスによると、島根県で「竹島の日」の記念式典が行われた同日、韓国・ソウルでは同行事に反発する市民団体のデモが相次いだ。
「独島(竹島の韓国名)愛運動本部」は同日午後、ソウルの光化門広場でデモを行い、「日本は直ちに“偽りの独島の日”を撤廃せよ」と主張した。同団体は日本政府について「歴史的、地理的、国際法的に韓国領であることが明らかな独島に対する野心を捨てきれずにいる」と指摘し、「日本政府が軍国主義の復刻を願い、独島への野心を捨てられないのなら、韓国国民による抵抗から永遠に逃れられない」と強調した。また同時刻、ソウルの日本大使館近くでは「大韓民国独島愛会」によるデモが行われたという。
さらに、同日午前にも「竹島の日」を糾弾するデモが相次いだ。「活貧団」は午前10時、ソウル日本大使館前で「独島を狙う日本の侵略野心を糾弾する」とし、「平昌五輪期間中の北東アジアの平和に泥を塗る行事を中断せよ」と主張した。午後0時30分には同じ場所で「国(独島)のための国民運動本部」がデモを行い、日本政府の竹島教育を問題視し「間違った歴史をいくら教えても独島の歴史の真実は変わらず、むしろ正義と平和を愛する世界からの強い抵抗に遭う」と批判した。
その他、「独島郷友会」「愛国運動大連合会」など6の関連団体もソウル市内で糾弾デモを行ったという。
この報道に対する韓国のネットユーザーからのコメントには「独島は韓国のもの!」「独島は絶対に国民が守る」と主張する声や、「日本の挑発は度を越えている。五輪期間中くらいは行事を自制すべきでは?」「日本がしていることは北朝鮮の核開発と同じくらい危険なこと」「韓国の反日感情が高まる原因は日本にある。日本がドイツのように心から反省すればこんなことにはならない」など日本に対する懸念の声が見られた。
また、韓国政府に対し「文大統領が独島を訪問し、世界に韓国領であることを示す必要がある」「一体何をしているのか。すぐに『対馬の日』を制定して」などと提案する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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