Record China 2011年12月26日(月) 10時1分
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24日、新華ネットの報道によると、中国の駱越人は4000年前に文字を持っていて、チワン族の祖先である古駱越人は文字を持っていなかったという学説が誤りだったことがわかった。
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2011年12月24日、新華ネットの報道によると、中国の駱越人は4000年前に文字を持っていて、チワン族の祖先である古駱越人は文字を持っていなかったという学説が誤りだったことがわかった。駱越文字の発見は中国の文字史を書き換えるもので、駱越文化が中華文明の重要な源の一つだったことが証明された。広西駱越文化研究会が先ごろ明らかにした。
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中国史学界はこれまで、チワン族の祖先は文字を持っていかなったという学説で一致していた。広西駱越文化研究会の謝寿球(シエ・ショウチウ)会長は次のように述べた。研究会の専門家は大量の証拠を集めて、古駱越人が4000年前に表意文字を作り出していたことを立証した。この駱越文字は新石器時代早期に使われ始め、大石サン(金+産)文化(4000〜6000年前)には盛んに使われるようになり、中原の甲骨文字と水族の水書の起源の一つになった。
広西駱越文化研究会の専門家は今年10月、広西チワン族自治区百色市平果県馬頭鎮の感桑大石サン祭祀遺跡で古代文字が記された数十点の石板と大石サン(スコップのような形をした石)の破片を発見した。12月19日、専門家は再び現場での調査を行った。その結果、文字が記された最大の石は長さ103センチ、幅55センチで、表面に数百個の文字や符号が記され、多くが占いと祭祀の文章だった。大まかな統計によると、石に記された文字は1000個あまりに達している。
文字が記された石片のそばに大石サンが置かれていたことから、これらの石片文字は大石サン時代のものと考えられている。そのため、感桑大石サン祭祀遺跡の古駱越文字は中国で見つかった最も古い文字の一つといえる。
研究会の専門家は昨年11月、大明山で大型の古駱越祭祀基壇を発見し、基壇上に図案や符号が記されていたのを発見した。広西博物館の元館長で、広西文物鑑定委員会主任の蒋廷瑜(ジアン・ティンユー)氏によると、これらの図案や符号は、新石器時代の古駱越人が祭祀の際に用いた符号だったという。
その後、研究会の専門家は南寧市の武鳴県、隆安県、百色市の田東県などの駱越祭祀遺跡で石器、玉器、骨片に描かれた古代の文字や符号を大量に発見した。これらの符号は、単独で用いられるだけでなく、複数の組み合わせでも用いられており、専門家によって古代の文字であることが確認された。
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