Record China 2018年4月16日(月) 11時50分
拡大
15日、中国版ツイッター・微博の羽生結弦のファンアカウントが、13日に行われたアイスショーでの羽生とプルシェンコの対談の様子を紹介し、多くのファンが注目している。写真は平昌五輪で観客にあいさつする羽生。
2018年4月15日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の羽生結弦のファンアカウントが、13日に行われたアイスショーでの羽生とプルシェンコの対談の様子を紹介し、多くのファンが注目している。
羽生は自身がプロデュースしたアイスショー「Continues〜with Wings」で、憧れの人と公言するロシアのエフゲニー・プルシェンコと対談。羽生が「スケートの好きなところはどこですか」と質問すると、プルシェンコは「スケートは私の人生。スケートに関わることを31年やってきた」とし、「このアイスショーに参加できて、ここにいられて本当に幸せ。そして、結弦くんと一緒にいられて、良い関係でいられてとてもうれしく、幸せです」と応じた。続けて、「結弦くんにお願いがある。どうか、優しくて、まっすぐで、自分を信じる今のままでいてほしい。羽生結弦のファン、世界中のファンたちのために、素晴らしいプレゼントをし続けてほしい。あなたは私のヒーローです」と語った。
続いて、羽生からの「僕がスケートを始めて好きになったスケーターの方が今隣にいるので、プルシェンコさんの憧れの人を聞きたいのですが」という質問には、「この質問には答える必要はないのではないかと思う。世界中の人々が知っているように、今世界ナンバーワンの選手はあなたです。だから、私の憧れの人物、ナンバーワンはあなたです。もう2カ月前になりますが、五輪でのあなたの演技を見て私の妻は涙を流しました。幸せの涙です。あなたの演技は多くの人に幸せをもたらします。同時に、世界でナンバーワンだということは大変な重荷。だけど、あなたはすべての困難を克服できる。私はそう信じています」と語った。
羽生はさらに「(プルシェンコは)ソルトレークシティー五輪ではアレクセイ・ヤグディン選手に勝てなくて、その後、トリノ五輪で勝ったと思うんですが、その時に、色々なことを世界中から言われたと思いますが、どのようにスケートと向き合っていたのでしょうか」と質問。プルシェンコは「あなたも知っているように、ナンバーツーは負け、敗北です。これはとても悪いことです。ただ、私は練習が好き、試合が好き、学ぶことが好き。毎日こういうことをしています。プログラムをつくることも、演技をすることも好きです。それから、多くの観客の皆さんに喜びを与えることが一番うれしいんです。あなたを始め、次の世代が戦っていくのを楽しみに見ています。困難を克服するのを楽しみにしています。そして期待しているのは4回転アクセル。次の五輪でもチャンピオンになってほしい」と述べた。
羽生は「一番聞きたかったことを聞けて良かった。傷をえぐることだと思っていた。自分自身も(当時)見てて泣いていましたし。本当にありがとうございます」と述べ、「でも、ロシア語で応えるから応えられることもあるし、僕が日本語でしゃべるからこそ応えていただけることもあったと思います。通訳の方、本当にありがとうございます」と最後は通訳の女性に感謝の言葉を述べて締めくくった。
中国でも絶大な人気を誇る羽生。中国のファンからはプルシェンコのコメントを引用して「あなたがナンバーワンだよ!」といった声が多く寄せられた。また、「プルシェンコの応えに感動した。かつて自分にあこがれていた人が、今は憧れの人になった」というコメントや、話題に上った4回転アクセルについて「絶対にいけるよ」「ずっと前進していってほしい」「ゆづには二つの金メダルに縛られないでほしい。まだ望むなら、もう一度金メダルにチャンレンジできる。そして、4回転アクセルにも」などと今後に期待する声が多く寄せられた。
このほか、羽生が通訳に感謝を述べたことについて、「羽生くんは本当に周りにいるすべての人への感謝を忘れない」「通訳さんに感謝を述べた言葉が、彼の品格を一番よく表している」と称賛するコメントも見られた。
そして、アイスショーのフィナーレで羽生が「週刊誌の報道があって、何回も死のうとした」と告白したことを受けてか、「ゆづは本当に、外界の自分への評価を気にするんだね。自分を信じて!。君は最高だよ!。みんな応援してるよ」と励ますコメントもあった。(翻訳・編集/北田)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/2/28
2018/3/26
2018/3/27
2018/3/12
2018/2/26
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る