Record China 2018年2月19日(月) 9時40分
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16日、中国紙・解放日報は、春節休暇で訪日する中国人観光客に注意を促す記事を掲載した。資料写真。
2018年2月16日、中国紙・解放日報は、春節休暇で訪日する中国人観光客に注意を促す記事を掲載した。
記事は、春節期間中に海外旅行する人は多く、日本は人気旅行先の一つだと紹介。一方で、日本では国の営業許可を受けずに有料で客の送迎を行う「白タク」を利用しないようにと注意を呼び掛けた。
日本メディアの報道によると、一部の在日中国人は主に空港などで、自家用車を利用した送迎サービスを行っており、中にはガイドまでするドライバーもいるという。しかし、日本では自家用車を使用した有料の送迎は「道路交通法」に違反し、ドライバーは「3年以下の懲役または300万円以下の罰金、もしくはその両方が科される」と伝えた。
また記事は、「白タクが正規のタクシーより利用料が安く、しかも中国語でサービスを受けられるため中国人に人気」であるものの、日本では「白タク」が違法行為になることを多くの人が認識していないと指摘。白タクを利用すること自体は違法行為ではないものの、利用者にもリスクがあることを伝えた。
そのリスクとは、「正規のタクシードライバーの資格がないため、客を乗せての運転サービスの質に問題があること」、「自家用車では自動車保険に加入しているとは限らず、事故が起きた場合に十分な補償が得られない可能性があること」、「利用自体は違法ではなくても、取り締まりに遭った場合、警察の事情聴取のため多くの時間を取られること」、「日本国土交通省に必要な報告を行っておらず、安全リスクが存在すること」だと紹介した。
記事では、日本の警察も取り締まりを強化しているが摘発は難しいこと、配車アプリによる「白タク」が人気であることは、日本の伝統的なタクシー業界が市場のニーズを満たせていないことを示しているとも伝えた。(翻訳・編集/山中)
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