<レコチャ広場>地元カメラマンが瀋陽の北朝鮮レストランを激写、どこも真っ暗―中国

Record China    2011年12月20日(火) 19時2分

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19日、中国遼寧省瀋陽市在住のカメラマン、咸杰搏克氏が地元コリアンタウンの様子を報告した。金正日総書記の死去後、北朝鮮レストランはずっと営業を停止しているという。

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2011年12月19日、中国遼寧省瀋陽市在住のカメラマン、咸杰搏克(ウェイジエボーカー)氏が地元コリアンタウンの様子を報告した。金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、北朝鮮レストランはずっと営業を停止しているという。中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。

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中国一の規模を誇る瀋陽市の北西部・西塔に広がるコリアンタウン。ここでは北朝鮮国営のレストラン「平壌館」が5軒ほど営業。普段なら夕方ともなれば一斉にネオンを灯し、選りすぐりの北朝鮮美女たちを入り口に立たせて客が来るのを待つ光景がみられる。ところが、19日の晩は一面の暗闇に包まれた。中国時間午後5時に撮影した各「平壌館」の様子を紹介しよう。

50年代生まれの筆者にとって、北朝鮮人民の悲しみは手に取るように分かる。19日正午(現地時間)に伝えられた金総書記死亡のニュースは国際社会全体に衝撃を与えた。日本の野田佳彦首相は街頭演説を急きょ取りやめ、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領も自らの誕生パーティーを中止した。米政府の反応は遅れ気味だったが、中国とロシアの反応は早かった。

国際社会で孤立する北朝鮮がつまずきぶつかりながらも、今日まで生き延びてきたのは本当にたいしたものだ。金総書記の死亡はもともと困窮していた北朝鮮に多くの不確定要素をもたらしたと思う。北朝鮮はどこに向かっていくのか?親戚・友人あるいは「階級敵人」であろうと、誰もが大きな関心を寄せている。(翻訳・編集/NN)

●咸杰搏克(ウェイジエボーカー)

カメラマン。1982年、遼寧大学経済学部卒業。文化大革命時は紅衛兵だった。北朝鮮への潜入取材経験も多数。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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