<金正日総書記死去>中国外交部が哀悼の意、国境封鎖は「答えられない」―米華字メディア

Record China    2011年12月19日(月) 17時38分

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19日、北朝鮮の最高指導者、金正日総書記の突然の死去を受け、中国外交部は深い哀悼の意を表明。大量の難民流入も予想される中、米華字メディアの電話取材に対し、国境封鎖の可能性について「答えられない」と口を閉ざした。写真は吉林省琿春市の中朝国境付近。

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2011年12月19日、北朝鮮の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の突然の死去を受け、中国外交部は深い哀悼の意を示した。大量の難民流入も予想される中、米華字メディア・多維新聞の電話取材に対し、国境封鎖の可能性について「答えられない」と口を閉ざした。

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記事によると、中国外交部の職員が19日、電話取材に応じ、「中国側は今のところ、一歩進んだ措置はとっていない」とだけ答え、難民流入を防ぐために中朝国境を封鎖するかどうかについては「答えられない」とした。

金総書記の死去を受け、中国にとって最も懸念されるのは北朝鮮の混乱化。そうなれば、大量の難民が流入し、中国国内の安定にも影響がでる可能性もある。中国の遼寧省丹東市は川1本隔てた向こう側が北朝鮮という国境の街だが、すでに付近の警備が強化されたとの情報もある。

北朝鮮メディアによると、金総書記は現地時間の17日午前8時30分ごろ、現地視察に向かう途中の列車内で死亡した。死因は急性心筋梗塞と伝えられている。遺体は父・金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置されている平壌の錦繍山(クムスサン)記念宮殿に安置された。

北朝鮮は金総書記が亡くなった17日から29日までを哀悼期間とした。28日に国葬、29日に中央追悼大会が行われる予定。(翻訳・編集/NN)

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