武装のない平昌五輪!米メディアが韓国の「治安の良さ」を称賛=韓国ネット「誇らしい」「このマナーを普段でも…」

Record China    2018年2月20日(火) 11時20分

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19日、米メディアが最近発生した米国の銃乱射事件と比較し、平昌五輪を開催する韓国の高い治安レベルを評価した。写真は韓国の国旗。

2018年2月19日、米メディアが最近発生した米国の銃乱射事件と比較し、平昌(ピョンチャン)五輪を開催する韓国の高い治安レベルを評価した。韓国・ニュース1が伝えた。

18日(現地時間)付の米USAトゥデイ紙は、平昌を訪れた米国人観光客に対しインタビューを行なっており、「このような大きいイベントでは大部隊が警備を担うものと予想していたが、警備員がほとんどいないように見えて驚いた」との反応を掲載。その上で、五輪組織委関係者の言葉を引用して「武装兵力が見えないのを警戒が緩いことと誤解してはならない」と伝えた。高度な訓練を受けた62万5000人が警戒に当たり、至る所に防犯カメラを設置し撮影しているからだという。

また同紙では、4年前のロシア・ソチ五輪と比較して「平昌の武装警備員が相対的に多くないのは、韓国社会の高い治安レベルを反映している」と伝え、韓国警察の資料を引用して「5100万人が暮らす韓国の2016年の殺人犯罪は356件だが、人口270万人のシカゴでは同年に762件の殺人犯罪が起きた」とした。

韓国の殺人率が低い理由についても「厳しい銃器規制があるから」と報道。「狩りや訓練用の銃は必ず登録しなければならず、当該銃の管理も警察が担当する。バイアスロンの選手さえも銃を(宿舎の)部屋の中には持ち込まずに武器庫で管理しており、これが以前の五輪と異なる点だ」と強調した。

なお、米国務省も「韓国は厳重な銃規制により関連の事件・事故が珍しい」と自国民に紹介しているとのこと。

これを受け、韓国のネット上では「米国より安全な韓国!」「トランプ大統領の“西部開拓時代”とは大違い」「平和五輪、最高五輪、成功五輪、韓国万歳」「1988年の五輪は韓国を世界に知らせるきっかけとなり、今回の平昌五輪で韓国を誇り、今後は…。韓国ほど誇らしい国はそうそうない」と高い治安レベルを自負する声が相次いでいる。

また「当たり前。北朝鮮のせいで危険だと伝える海外メディアに、韓国在住の外国人はびくともしない。特に日本は他国の不安を利用するところがある」など、五輪前に朝鮮半島の緊張の高まりについて大きく報道していた海外メディアに反発する声も上がった。

ただし、この安全性は「一過性」として「韓国の特徴。大きな大会ではマナーのいい国民(笑)。このマナーを普段も維持できるようにしよう」「韓国人の無秩序は単独や少数でいる時。つまり、人が見ていない時(笑)」と皮肉るユーザーも複数見られた。(翻訳・編集/松村)

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