Record China 2018年2月15日(木) 12時50分
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14日、2018平昌冬季五輪が開催されている江原道の平昌に吹く風が強く、五輪運営に支障をきたしている。江陵と平昌一帯には1日中、最大風速が秒速18メートルという台風に匹敵する強風が吹いているという。写真は平昌五輪の会場。
2018年2月14日、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開催されている江原道(カンウォンド)の平昌に吹く風が強く、五輪運営に支障をきたしている。江陵(カンヌン)と平昌一帯には1日中、最大風速が秒速18メートルという台風に匹敵する強風が吹いているという。韓国・JTBCが伝えた。
14日には、競技場内に設置されていた人の背丈より大きな電光掲示板が倒れて下にいた人を直撃するという事故が発生した。周りの人が倒れた掲示板を持ち上げて負傷者を救出した。この事故により、7人がけがをして病院に運ばれたという。
また、江陵オリンピックパーク内に設置されていたテントなどの施設が倒壊したり、公式グッズを販売する建物の屋根が吹き飛んだり、江陵駅のガラス製のドアが風で壊れて飛んで行ってしまうなどの被害が出ている。
平昌一帯に吹き続く強風のため、アルペンスキー女子大回転競技が中止されるなど、五輪運営にも支障をきたしている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「そんなことがあったのか。けがした人が早く回復すること祈る」「大きなけがじゃなければいいが」などけが人を気遣う意見とともに、「北朝鮮に気をとられ過ぎて安全対策がおろそかになった」「安全不感症は相変わらずだな」など安全に対する意識の低さを指摘する声が寄せられている。
また「自然の力の偉大さを思い知らされる」との声や、「建物の施工不良じゃないのか?」「風が強いことは分かっていただろうに、テントを張る方が間違っている」など建造物の問題を指摘する意見もみられた。
その他「海外の皆さん、冬以外の季節に韓国に遊びに来てください」と呼び掛けるコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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