Record China 2018年2月6日(火) 12時50分
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6日、環球時報は、中韓両国の激しい戦いが予想される平昌五輪スピードスケートショートトラックについて、韓国メディアが中国人選手を「反則王」と紹介したことを伝えた。写真は範可新。
2018年2月6日、環球時報によると、まもなく開幕する平昌五輪のスピードスケートショートトラックで中韓両国の激しい戦いが予想されることについて、韓国メディアが中国人選手を「反則王」と紹介した。
韓国MBCテレビは5日、ショートトラック中国代表を「韓国が最も警戒しなければならないライバル」と評したうえで、50分にわたる中国代表の公開練習の様子を紹介。練習後、選手やスタッフらは「時間がない」などの理由でインタビューを拒否したと報じている。
また、中国代表の実力について「男子では武大靖(ウー・ダージン)が今シーズンのワールドカップ(W杯)500メートルで2勝しており、世界ランキング1位となっている。1000メートルの世界ランクも3位。女子は今季W杯の3000メートルリレーで1位と2位を1回ずつ獲得。連覇を狙う韓国最大のライバルである」と評価した。
一方で「実力に加えて、中国選手の反則行為にも警戒する必要がある」と指摘。「特に頻繁に反則を犯すことから『反則王』の異名を持つ範可新(ファン・カーシン)は要注意だ。彼女は昨年の札幌東アジア大会、昨シーズンのW杯でそれぞれ韓国人選手と接触や転倒のアクシデントを起こした」などと紹介している。
聯合ニュースも練習する範の写真に「反則王」のキャプションを付けた。東亜日報も範が韓国選手と激しく競り合う写真を載せ「中国人選手の反則の多さは世界的に有名」と説明、「もし中国の周洋(ジョウ・ヤン)と範が決勝に残った場合、どちらか1人が故意に他の選手を妨害し、もう1人に優勝させる戦略を取ってくる可能性も否定できない。韓国代表は対策が急がれる」と報じた。(翻訳・編集/川尻)
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