2018年2月2日、中国メディアの新京報は、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のアカウントで、卓球日本一の張本智和に「チョレイ」禁止令が出たと日本メディアが伝えたことを紹介する動画記事を掲載した。

動画では、最年少で卓球の全日本選手権男子シングルスに優勝した中国系日本人の張本智和（14）に対し、得点するたびに上げる雄たけび「チョレイ」の禁止令が出ていたと紹介。これは、「週刊新潮」が2018年2月1日号に掲載した記事の内容のことを指している。

新京報は、張本選手の「チョレイ」について、日本のネット上でも「うるさい」との批判的な声が出ていたと紹介。監督が「出すなら大事な場面だけにしておきなさい」と忠告していたと伝えた。したがって、あくまでも忠告であり禁止令というほどではないだろう。

別の日本メディアからは、禁止することは選手の個性を制限してしまうものだとの批判の声が出ているとも伝えている。この動画では、ほかにも中国のこれまでの有名な卓球選手の雄たけびシーンを集め紹介した。

これに対し、中国のネットユーザーから「日本人は自分を抑えつけるのが好きだからな」「雄たけびは中国卓球の必勝法だ。日本に行ったらうまく使えないんじゃないか？」「日本が日本人に対して禁止する分には問題ないのでは？」などの意見が寄せられた。（翻訳・編集/山中）