2018年2月2日、韓国・聯合ニュースによると、日本の外務省は1日、9日に開幕する平昌冬季五輪で韓国に渡航を予定している人に対し、治安情勢について注意を促す「スポット情報」を出した。環球時報（電子版）が伝えた。

外務省は、韓国の治安について「比較的安定した状況」とする一方、日本と比較して韓国の犯罪発生率は殺人が約2．5倍、強盗が1．2倍に上ると指摘。平昌五輪で渡航する場合は「競技会場など大勢の人が集まる場所や公共交通機関では、周囲の状況に注意を払うなど犯罪に巻き込まれないようご注意ください」と注意喚起した。

さらに、緊急メールを受信できるよう海外旅行登録「たびレジ」への登録を呼び掛け、「北朝鮮との関係において朝鮮半島が予断を許さない状況」と警告している。聯合ニュースは、韓国を訪れる日本人が年々減少しており、逆に日本を訪れる韓国人は3倍以上に達していると指摘した。（翻訳・編集/大宮）