2011年11月29日、香港鉄道警察の代表者と23人の窃盗撲滅大使は、九龍地区の九龍塘駅で乗客に対し、盗難への警戒を呼び掛けた。香港・文匯報の報道を中国新聞社が伝えた。

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香港鉄道警察が公表したデータによると、今年1〜10月までに鉄道構内で起きた窃盗および紛失事件は1187件で、例年より7％下がった。しかし、全体の24％を占める携帯電話関連の窃盗280件のうち、iPhoneの窃盗事件は62％に達し、例年の3倍に急増したという。

被害者の多くは単独の女性客で、窃盗犯は車内や駅のプラットホームの人ごみに乗じて窃盗をするケースが多い。中には、数人で犯行に及び、1人が故意にぶつかって気を引いたすきに仲間が盗み取るという。（翻訳・編集/内山）