日本メディアはなぜ中国系・蓮舫大臣をイジメるの?―日本華字紙

Record China    2011年11月29日(火) 10時40分

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28日、日本の華字紙が、日本メディアが中国系の蓮舫・内閣府特命担当大臣を「最も嫌われる女性」と紹介したと報じた。写真は25日、中国版ツイッターに開設された蓮舫氏のアカウント。

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2011年11月28日、日本の華字紙・新華僑報は、日本メディアが中国系の蓮舫・内閣府特命担当大臣を「最も嫌われる女性」と紹介したことを報じた。

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記事は、日本の男権社会が蓮舫大臣の人気の高さを脅威と感じていることや、同大臣の政治手法が複数の既得権益グループの反感を買っていると分析。彼女の政界での成功が在日華僑たちを鼓舞する作用も働いている、と評価した。

週刊文春が発表している「女が選ぶ嫌いな女ランキング」。蓮舫大臣は昨年に続き今年もランクインしたと記事は伝えた。同大臣は10年6月、菅内閣に行政刷新担当相として入閣したが、その斬新な政治手法が党内外で受け入れられず、攻撃されたという。

テレビ番組の司会者も経験した美貌の同大臣が「嫌われる」のはなぜか。「表情が冷酷」「公の席でいつもしかめ面をしている」「言葉遣いがキツイ」「女性らしくない」などの理由が紹介されたが、それらは表面的な理由に過ぎず、その裏にはさらに深い原因が隠されているという。

同ランキングは1000人の女性読者の投票によるものだが、小宮山洋子・元厚労相もランクインしており、投票した女性たちにとって2人の女性が「自分とは異質な存在」と映っていることがみてとれる。ここには男性社会の中における女性意識の無力と悲哀が表れている、と記事は分析している。(翻訳・編集/津野尾)

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