Record China 2018年1月30日(火) 5時0分
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香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは28日、安倍晋三首相の対中政策について「誠意を見せられるかどうかが鍵となる」とし「関係改善に意欲を見せる一方で、平和主義憲法を改正するというやり方は好ましくない」と指摘している。資料写真。
2018年1月29日、中国メディアの参考消息網によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは28日、安倍晋三首相の対中政策について「誠意を見せられるかどうかが鍵となる」とし「関係改善に意欲を見せる一方で、平和主義憲法を改正するというやり方は好ましくない」と指摘している。
中国との関係改善に意欲を示す安倍首相は今月22日、国会での施政方針演説で、首脳間の相互訪問を呼び掛け、「習近平(シー・ジンピン)国家主席にもできるだけ早い時期に日本を訪問していただく」と述べた。
記事は「今年は日中平和友好条約締結40周年の節目を迎え、凍りついた関係が終わることはすばらしい目標になるだろう。中国政府もそうした願いを表明している」とした上で、「だが日本の指導者の言行に不一致がある限り、それは起こり得ない」と主張した。
記事は「安倍首相は昨年9月、習主席の訪日を初めて公式の場で提案し、その後も日中関係の改善を期待して数回にわたりこの提案を繰り返している。中国主導の経済圏構想『一帯一路』に参加することも約束した。だが中国政府はそれに慎重な反応を示している」と指摘。その背景にあるのが「安倍首相が国会演説で、平和主義憲法の改正にコミットし、米国、インド、オーストラリアと戦略的同盟を推進することを誓うなど、日々影響力と軍事力を拡大する中国をけん制する動きを見せたことだ」とし、「安倍首相が真に関係改善を望むなら、自らの行動を通じて誠意を見せなければならない」と論じた。(翻訳・編集/柳川)
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