2011年11月24日午後2時35分（現地時間＝以下同）、中国・広東省広州市番禺区石基村にある化学工場の倉庫が爆発炎上した。中国新聞社が伝えた。

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事故発生後、すぐに消防車が出動し、午後3時10分ごろに火は消し止められた。同時に村役場が周辺の住民6000人を避難させ、現場を封鎖した。爆発の衝撃により、近くの社員宿舎の窓ガラスが割れたという。死傷者は今のところ報告されていない。

政府環境保護部門によると、顕著ではないが、同日午後5時20分ごろまで、事故現場で有毒な気体である塩化水素が検出されていた。そのため、救護要員はマスクを着用しての作業となり、住民の中にもマスクをする人が見られた。

事故の発生に伴い、広州市公安消防部門は15台の消防車と90人の消防士官を出動させた。事故原因については現在調査中である。（翻訳・編集/内山）