【動画】中国人観光客が成田空港で国歌を大合唱、「民度が低い」のか―米華字メディア

Record China    2018年1月29日(月) 11時40分

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27日、米華字メディア多維新聞は、成田空港で欠航になった航空便に搭乗予定だった中国人客の一部が騒ぎを起こし、1人が逮捕されたトラブルについて「国歌を歌ったのは民度の低さか、国威の安売りか」と題する評論記事を掲載した。写真は乗客提供。

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2018年1月27日、米華字メディア多維新聞は、成田空港で欠航になった航空便に搭乗予定だった中国人客の一部が騒ぎを起こし、1人が逮捕されたトラブルについて「国歌を歌ったのは民度の低さか、国威の安売りか」と題する評論記事を掲載した。

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26日、「175人の中国人乗客が成田空港に置き去りにされ、同胞1人が警察に逮捕され、現場では国歌の合唱が起こった」との文章が中国のSNS上で急拡散した。24日夜、成田発上海浦東行きジェットスター航空35便が上海での降雪のために欠航となり、搭乗エリアにとどまった中国人客175人の一部が航空会社の手配に不満を訴え、駆け付けた警官らともみ合いを起こた。その間に、国歌を合唱しての抗議が行われた。

記事は、「ジェットスター航空は低コスト航空会社(LCC)であることを提起せねばならない」と指摘。「コストや輸送力、人力に制限があるため、振り替えや食事、宿の手配をしないといった免責事項について事前に乗客の同意を得ている。コミュニケーションの面で多少の問題があったとしても、各種手配がないことについては航空会社に責任はない」と説明している。

また、「今回の件で目を引いたのは、中国人乗客が国歌を歌ったという部分だ」とし、中国外交部領事保護センターの関係者が「明らかに不適切であり、民族感情の対立を容易にあおり、火に油を注ぐことになる」との見解を示していることを紹介した。

さらに、「日本の空港で中国人客が大騒ぎするのは今回が初めてではない。中国のハード面での実力と国際的な地位の向上に加え、中国の外交当局が緊急事態における中国人の引き揚げに注力し続けてきたために、一部の中国人に尊大かつ幼稚な心理を持たせてしまったのかもしれない」と論じた。

そして、「どんな国でも国歌は戦場で戦士の指揮を高めたり、試合でアスリートの優れた成績を称えたり、外交上で厳粛なムードを際立たせたりする際に用いるものであり、群衆による憂さ晴らしの手段では絶対にないのだ」と指摘している。(翻訳・編集/川尻

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