訪中の河野外相が王外相、楊国務委員と相次いで会談―中国

Record China    2018年1月29日(月) 10時20分

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28日、中国外交部の公式サイトは、王毅(ワン・イー)外相が北京の釣魚台で日本の河野太郎外相と会談を行ったことを伝えた。

2018年1月28日、中国外交部の公式サイトは、王毅(ワン・イー)外相が北京の釣魚台で日本の河野太郎外相と会談を行ったことを伝えた。

王外相は「今年は日中平和友好条約締結40周年という、両国関係にとって特殊かつ重要な意味を持った年だ」として河野外相の訪中を歓迎。河野外相は「年初に訪中したことは、日本政府が両国関係改善を強く望んでいることの表れ」と発言した。

王外相は「日中関係の改善と発展は両国の利益に合致するとともに、両国の社会各界共通の願望でもある。現在、日中関係は重要な段階にあるが、ポジティブな進展の一方で、多くの障害にも直面している。安倍首相が国会演説で対中関係改善を重要な施政課題とするなど、近頃の対中関係をめぐる日本政府のポジティブな姿勢に注目している。日本政府が退歩することなく、口で示した態度を実際の行動に移してくれることを望む」した。

また、新華社は28日、中国の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員も同日に河野外相と会談したことを報道。楊氏は「今年は日中平和友好条約締結40周年。このチャンスを活かして障害を排除し、良い要素を大きく広げるとともに確かなものとしていき、日中関係の持続的な改善と発展を推し進めなければならない。お互いに条約締結の精神を思い出し、互いの立ち位置を正しく把握し、対立や意見の相違をコントロールしつつ、実際の行動をより多く積み重ねることで、日中関係を正しい方向へと進める努力をしよう」と発言した。(翻訳・編集/川尻

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