Record China 2011年11月25日(金) 6時2分
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24日、中国の空母開発が大きな難題に直面している。ウクライナから購入した「ワリャーグ」に艦載機の着艦に必要な制動ワイヤーがついていなかったのだ。中国がこれを国際市場で調達するのはほぼ不可能とみられている。写真は大連港に停泊中の空母「ワリャーグ」。
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2011年11月24日、中国の空母開発が大きな難題に直面している。ウクライナから購入した「ワリャーグ」に艦載機の着艦に必要な制動ワイヤーがついていなかったのだ。中国がこれを国際市場で調達するのはほぼ不可能とみられている。カナダの軍事専門誌「漢和防務評論」がロシア当局者の話として伝えた。
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同誌によると、中国はロシアから少なくとも4セットを購入しようと試みたが、ロシア側がこれを拒否。ロシア国防省と外務省の関係者はその理由について、表向きは「戦略性の高い兵器を中国に輸出することは禁じられている」としているが、実は中国がロシアの艦載用戦闘機「スホイ33」をコピーして艦載機「殲15(J−15)」を作ったことに腹を立てたことが原因だと同誌は指摘している。
制動ワイヤーの設計・製造技術は非常に高度で、今のところロシアと米国しかこの技術を持っていないという。ウクライナが旧式の制動ワイヤーを持っているようで、これを中国側に売り渡すことも可能だが、同誌は「中国がこれを基に独自開発に挑んでも相当な時間を要する」とした上で、中国の空母開発が大きな難題に直面していると指摘している。(翻訳・編集/NN)
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