2018年1月26日、人気女優ファン・ビンビン（范冰冰）の弟が出演していることでも話題のアイドル育成プログラム「偶像練習生」について、韓国のテレビ局が「PRODUCE 101」からの盗作を指摘する声明文を発表した。新浪が伝えた。

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「偶像練習生」（Idol Producer）は、「中国版Netflix」こと動画ストリーミングサービスの愛奇芸（iQiyi）が製作・配信するアイドル育成プログラム。国内外の芸能事務所から約100人の練習生を選抜し、4カ月間のトレーニングを経て、最終的に9人を選抜してグループを結成してデビューさせるという内容だ。練習生の1人としてファン・ビンビンの弟、ファン・チョンチョン（范丞丞）も参加し、韓国の人気グループEXOの中国人メンバー、レイ（張芸興/チャン・イーシン）が進行役を務めるなど話題性が高く、早くも人気番組となっている。

韓国のケーブルテレビ局Mnetが26日、この「偶像練習生」について、韓国で大人気となったアイドル育成プログラム「PRODUCE 101」からの盗作を指摘する声明文を公開した。Mnetは声明文の中で、「番組の理念やシステム、フォーマット、ルールなど各種要素が『PRODUCE 101』に酷似している」と指摘。さらにMnetがこれまで「偶像練習生」の製作に関わったり、協力したことは一切ないと強調し、深刻な著作権侵害に当たるとしている。

なお、この盗作疑惑について愛奇芸および「偶像練習生」から、特にコメントは発表されていない。（翻訳・編集/Mathilda）