北朝鮮の携帯電話ユーザー、年内に100万人を突破か―シンガポール紙

Record China    2011年11月22日(火) 15時24分

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21日、北朝鮮の携帯電話利用者が年内にも100万人を上回る可能性が高いという。写真は中国の携帯電話工場。

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2011年11月21日、シンガポール紙・聯合早報によると、数年前まで携帯電話を所持しているだけで死刑となる可能性すらあった北朝鮮だが、現在では3Gネットワークが敷設され、携帯電話の所持が解禁されて間もなく4年が経過し、利用者が急増しており、年内にも利用者が100万人を上回る可能性が高いという。

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米国のあるシンクタンクの報告では、北朝鮮の携帯電話利用者の大部分が平壌(ピョンヤン)に集中しているとされ、20〜50歳の平壌市民の60%が携帯電話を所有しているという。利用者数は2年前の時点では約7万人しかいなかったため、この2年間で利用者が急増したことになる。

しかし、北朝鮮の携帯電話は国内でのみ使用可能で、海外から端末に電話をかけてもつながらず、また国内から海外にも電話できない。インターネットも一般市民は使用できないなど、政府は依然として国内外の情報のやりとりに厳しい規制をかけている。

2004年に金正日総書記を乗せた列車が龍川駅付近を通過したしばらく後に別の列車が爆発する事件が起きた。爆弾が携帯電話で遠隔操作された疑いがあるため、携帯電話の規制が続けられているのだという。(翻訳・編集/岡田)

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