肺がん発症率、10年間で6割増―北京市

Record China    2011年11月20日(日) 12時39分

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17日、北京市の肺がん発症率は過去10年間で6割近く増加しており、がん患者の5人に1人が肺がん患者であることが分かった。

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2011年11月17日、北京市衛生局の毛羽(マオ・ユー)副局長は、同市の肺がん発症率は過去10年間で6割近くも増加しており、がん患者の5人に1人が肺がん患者だと明らかにかした。18日付で京華時報が伝えた。

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11月は世界的に「肺がん啓発強化月間」となっている。2005年以降、北京市の肺がん発症率と死亡率は共にがんの中でもトップを占めている。00年から09年までで、北京市の肺がん発症率は56.35%増加、実にがん患者の5分の1が肺がん患者だという。35歳以上の発症率が高まっており、男女比は172対100と、男性の方が高いことも特徴に挙げられる。

毛副局長は喫煙が肺がん発症の最も大きな原因として、肺がんの9割以上は喫煙または受動喫煙によるものだと説明する。特に、受動喫煙の肺がん罹患リスクは20〜30%上昇するというから注意が必要だ。このほか、大気汚染や室内空気汚染、調理時の油煙なども肺がんを誘発する要因だという。

肺がん予防にはまず禁煙し、さらに調理時の油煙を減らすために揚げ物や油炒めの料理を減らすなど、日常生活での工夫が必要とのことだ。(翻訳・編集/中原)

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