元慰安婦が死去、中国本土の生存者14人に―中国メディア

Record China    2018年1月24日(水) 11時50分

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23日、中国山西省の91歳の元慰安婦が死去し、中国本土の生存者は14人になった。写真は中国・南京にあるアジア最大の慰安所旧跡「利済巷慰安所旧址」の陳列館。

2018年1月23日、中国新聞網は、中国山西省の91歳の元慰安婦が死去し、中国本土の生存者は14人になったと伝えている。

記事によると、元慰安婦の李愛蓮(リー・アイリエン)さんが23日朝、山西省長治市の自宅で亡くなった。李さんは17歳と20歳の時に2回、旧日本軍の拠点に入れられ、数カ月間、慰安婦にされたという。

中国慰安婦問題研究センターの主任で、上海師範大学教授の蘇智良(スー・ジーリアン)氏によると、中国で登録されている元慰安婦の生存者は14人となり、山西省が6人、海南省が4人、広西チワン族自治区が1人、湖南省が2人、浙江省が1人だという。

記事は、「日本軍は1937年から大量の慰安所を設置し始め、45年の日本降伏までにアジアで少なくとも40万人の女性が被害を受けた」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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