米イージス艦の黄岩島周辺海域進入に中国「主権を断固守る」

人民網日本語版    
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中国外交部の陸慷報道官は20日「米国のイージス駆逐艦『ホッパー』が中国政府の許可を得ずに、中国の黄岩島(スカボロー礁)から12カイリ内の海域に勝手に進入した。中国側はこれに強い不満を表明する。必要な措置を取り、中国の主権を断固として守る」と表明した。

中国外交部(外務省)の陸慷報道官は20日「米国のイージス駆逐艦『ホッパー』が中国政府の許可を得ずに、中国の黄岩島(スカボロー礁)から12カイリ内の海域に勝手に進入した。中国側はこれに強い不満を表明する。必要な措置を取り、中国の主権を断固として守る」と表明した。

【記者】1月17日夜、米イージス駆逐艦「ホッパー」が黄岩島の南西から同島より12カイリ内に入ったとのことについて、コメントは。

【陸報道官】米国のイージス駆逐艦「ホッパー」が中国政府の許可を得ずに、中国の黄岩島から12カイリ内の海域に勝手に進入した。中国海軍は法に基づき米艦に対して識別・確認を行い、海域から出るよう警告した。米軍艦の行為は中国の主権と安全保障上の利益を損ない、当該海域において正常な公務活動を行う中国側船舶・人員の安全を深刻に脅かし、国際関係の基本ルールに背くものだ。中国側はこれに強い不満を表明する。必要な措置を取り、中国の主権を断固として守る。

中国は黄岩島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有する。中国側は各国が国際法に基づき南中国海で有する航行と上空飛行の自由を一貫して尊重・保護しているが、どの国であれ航行と上空飛行の自由を名目に中国の主権と安全保障上の利益を損なうことには断固として反対する。われわれは米側に対して、直ちに過ちを正し、こうした挑発行為を停止して、中米関係と地域の平和・安定が損なわれぬようにするよう強く促す。(編集NA)

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