世界の航空市場、純益の半分を中国系で占める=第3四半期―国際航空運送協会

Record China    2011年11月17日(木) 7時11分

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14日、国際航空運送協会(IATA)の最新発表によると、全世界の航空市場における2011年第3四半期の純利益総額は39億4700万ドルであることがわかったのおよそ半額にあたる約18億ドルは、中国の四大航空会社によるもの。写真は中国国際航空の旅客機。

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2011年11月14日、国際航空運送協会(IATA)の最新発表によると、全世界の航空市場における2011年第3四半期の純利益総額は39億4700万ドルであることがわかった。燃料価格の上昇や世界的な経済不振に足を引っ張られるかたちではあったが、繁忙期の乗客数がこれに持ちこたえた。北京商報の15日付の報道。

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純利益総額のおよそ半額にあたる約18億ドルは、中国の四大航空会社(中国国際航空中国南方航空中国東方航空、海南航空)によるもの。中国経済および同国航空市場の急成長や、大きな競合の不在などがその背景にあると考えられる。ただし、総合的な実力や競争力が突出しているわけではないので、今後は企業体としての充実が大きなテーマとなるだろう。

後進国の市場が活況とはいえ、その売り上げは対先進国の路線とリンクしているため、先進各国の経済不況が今後1年間の航空市場にもたらす影響が懸念される。特に2011年第4季と2012年第1季の状況は楽観視できない。(翻訳・編集/愛玉)

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