Record China 2018年1月20日(土) 18時20分
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20日、中国メディアの観察者網は、マリオットホテルのホームページ上で、台湾の都市が日本扱いになっていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は台湾。
2018年1月20日、中国メディアの観察者網は、マリオットホテルのホームページ上で、台湾の都市が日本扱いになっていると伝えた。
記事によると、マリオットホテルの英語版のホームページの検索欄に、「台」の字を入力すると、台湾の「台中」、「台南」、「台東」などが検索結果として表示されるが、これら3都市の国・地域名がいずれも「Japan」となっているという。
また、フランス語版とイタリア語版のホームページでは、「台中」と「台南」は「Taiwan」となっているものの、「台東」はやはり「Japan」との表示だったという。そして、「台中」、「台南」、「台東」と入力して検索すると、東京のマリオットホテルがおすすめとして表示されると伝えた。
こうした誤りは台湾に関するものだけではなく、米国のデラウェア州も国が「カナダ」と表示されるという。マリオットホテルは、中国の会員向けのアンケートで、住んでいる「国」としてチベットや台湾、香港、マカオを中国大陸とともに選択肢に挙げたとして、謝罪に追い込まれ、中国当局がサイトを一時閉鎖させていた。
これに対し、中国のネットユーザーから「多国籍企業がこんな常識も分からないなんてあり得るのか?」「中国人民の感情をまったく考えないホテルだな」「このホテルはいったい何がしたいんだ?」など、批判するコメントが多く寄せられた。
しかし、「飛行機で香港やマカオに行くとき、国際線の搭乗手続きになるんだけど。台湾は言うまでもない」「チャイナモバイルも、香港や台湾に行くと国際ローミングになる。これはチャイナモバイルも罰さないといけないということか」と、矛盾を指摘するユーザーもいた。
ほかには、「愛国心の強い人は普通、マリオットホテルなんて泊まれない(貧乏な)人たち」という意見や、「でも日本には本当に『台東区』という所があるからなあ」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)
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