Record China 2018年1月19日(金) 15時50分
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18日、韓国メディアによると、李明博元大統領が自身の「政治報復声明書」を強く批判した文在寅大統領の発言に関し、側近らに「いかなる反応も示してはならない」と指示した。写真は李元大統領。
2018年1月18日、韓国・聯合ニュースによると、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自身の「政治報復声明書」を強く批判した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言に関し、側近らに「いかなる反応も示してはならない」と指示した。
報道によると、李元大統領は同日、文大統領の発言に関する報告を受けた後、側近らに上記の指示を出した。すでに声明書で文在寅政府の「積弊清算」に対する自身の立場を十分に説明したため、重ねて反発の立場を示すことで現大統領とのさらなる衝突をあおる必要はないと判断したものとみられている。
李元大統領は17日、「積弊清算という名で行われている検察の捜査について、多くの国民が保守壊滅のための政治工作で、(捜査を受けて自殺した)盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の死に対する政治報復だとみている」と主張した。これに対し、文大統領は「李元大統領が盧武鉉元大統領の死を直接取り上げ、政治報復と述べたことに怒りを禁じ得ない」と批判した。
李元大統領側は「国家情報院の特殊活動費の一部が李元大統領夫人のブランド品の購入などに使われた」とする与党の主張について、「あり得ないこと」と反発している。
李元大統領は18日、ソウルにある事務所に出勤しなかった。ただ、側近らは午前から対策会議を開いたという。
これについて、韓国のネットユーザーからは「相当怖がっているようだね」「まずは李明博を出国禁止に」「思ったより反応が強い。びびっているのか?」「怖がるべき相手は文大統領ではなく、自分が過去に犯した罪だ」「次は李明博の番。逮捕の日が近づいている」など李元大統領への厳しい声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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