2011年11月11日、中国人ブロガー・羅天昊（ルオ・ティエンハオ）氏は、ブログに記事「中国は美女4000万人を緊急輸入せよ」を掲載した。以下はその概要。

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中国では11月11日を「光棍節」（独身デー）と呼んでいる。民間から自然発生的に広がった記念日で、独身者同士がパーティーを開いたり映画を見たりと楽しく過ごす日となっている。

ユーモアたっぷりのこの記念日だが、笑っていられるばかりの状況ではない。先日、中国人民解放軍は兵士不足から女性の入隊基準緩和を発表した。また製造業での労働力不足も広がり、広東省では「洋黒潮」と呼ばれる南アジア、アフリカ出身の不法入国者が工場労働者となるケースが増えている。

一人っ子政策の推進により中国の若年労働力は今、大きく減少しつつあるのだ。現在、中国の35歳以上人口は全体の70％弱に達している。10年後には65歳人口は16．6％に到達する見通し。これは現時点の統計で見れば、世界一の高齢化社会を意味する。

単に数が少ないだけではなく、性別比の偏りも問題だ。2020年には結婚適齢期を迎えた男性の数が女性を3000〜4000万人上回ると推定されており、世界最大の「独身者の国」となる。問題解決には海外から女性を「輸入」するしかない。結婚難問題を解決し新たな子どもを生んでこそ、「少年中国」を再び築くことができるだろう。（翻訳・編集/KT）