2011年11月11日、アクション俳優の倉田保昭が香港で空手道場の分館をオープン。俳優ティ・ロン（狄龍）らが祝った。文匯報が伝えた。

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倉田は70年代、大手映画会社ショウ・ブラザーズに抜てきされ、香港アクション映画に数多く出演。故ブルース・リーやジミー・ウォング（王羽）など、人気カンフースターとも共演している。

俳優業の傍ら、日本で空手道場「創武館」を経営するが、その香港分館が誕生。オープニングセレモニーには、アクション界のアイドル俳優だったティ・ロンをはじめ、ブルース・リャン（梁小龍）や女優シウ・ヤムヤム（邵音音）ら、かつてのアクション映画を支えた親交のある役者たちが勢ぞろい。倉田の道場開館にエールを送った。

チョウ・ユンファ（周潤發）主演「男たちの挽歌」でも知られ、現在も香港映画を支える大物俳優の1人として活躍しているティ・ロン。倉田とはショウ・ブラザーズ映画時代からの知り合いで、「彼は昔から勉強熱心だった」と当時を懐かしそうに振り返った。

今月8日、映画「Mr．BOO！」シリーズで70〜80年代の香港映画を盛り上げたコメディー俳優リッキー・ホイ（許冠英）が突然他界したが、リッキーと顔を合わせたことのある倉田は、「優しくて、いつも笑っている人だった」と思い出を語っている。（翻訳・編集/Mathilda）