中国が北朝鮮国境・丹東港を大拡張=5400億円投入―朝鮮半島、ユーラシア大陸を視野に

Record China    2011年10月28日(金) 7時37分

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26日までに、中国政府は北朝鮮国境付近の遼寧省丹東市の港湾に5年間に450億元(約5400億円)を投入し、大拡張を行う方針を固めた。朝鮮半島、中国、ユーラシア大陸の三方に向かうルートの結節点とする。

2011年10月26日までに、中国政府は北朝鮮国境付近の遼寧省丹東市の港湾に5年間に450億元(約5400億円)を投入し、大拡張を行う方針を固めた。朝鮮半島、中国、ユーラシア大陸の三方に向かうルートの結節点とする。中国政府系メディアが伝えた。

遼寧省交通庁によると、丹東港の貨物処理能力は年6000万トン。拡張工事完了後は1億トンを超える見通し。

北朝鮮は経済の困窮に加え、制裁の影響で米国、韓国からの支援が途絶えたため、中国とロシアに救いを求めている。北朝鮮の指導者の金正日総書記は、もともと外国訪問が少なかったが、これまでの16カ月間に4回訪中した他、今年8月にはロシアを10年ぶりに訪問した。

中国海関総署(税関)の統計によると、中国・北朝鮮間の貿易額は今年1〜7月に急拡大し、前年同期比87%増の31億米ドルに上った。うち北朝鮮からの輸入額は169%の伸びを記録している。(翻訳・編集/JX)

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