「頼むから仕事に就いて」超名門大卒の息子を両親が提訴―北京市

Record China    2011年10月27日(木) 8時45分

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25日、中国の超名門大学を卒業し前途有望だったはずの青年が長年働かずに両親に頼りきりだとして、実の両親が提訴に踏み切った。写真は北京大学の卒業式。

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2011年10月25日、中国の超名門大学を卒業し前途有望だったはずの青年が長年働かずに両親に頼りきりだとして、実の両親が提訴に踏み切った。北京晨報の報道。

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小魏(シアオウェイ)は中国の超名門・北京大学を卒業した後、国営傘下の石油化学企業に勤めたこともあったが、2001年からは定職に就かず、およそ10年にわたって両親に扶養されてきた。父親によると、小魏は世間と接触を持とうとせず、目標や向上心も持たず、労働を嫌悪し、惰性のままに暮らしているという。「30歳にもなれば仕事に就くのが当然。ところが、息子は両親を養うどころかいまだにすねをかじっている」と嘆く。

しかし、両親が息子を訴えたのは「致し方のないこと」と言う。その理由は息子の扶養を放棄したいからではなく、息子の将来を思い、自分で食べていかれるようになってほしいからだ。

経済的に豊かになった社会の象徴か、近年の中国では小魏のような「[口肯]老族(親のすねをかじって生活する若者)」が社会問題化している。(翻訳・編集/愛玉)

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