2011年10月20日、中国人ブロガー・孫海崗（スン・ハイガン）氏は、中国・環球網ブログに「韓国がうらやむ中国と北朝鮮の資源協力」と題する文章を掲載した。以下はその概要。

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北朝鮮は貧しく、開発途上にあり、韓国人に見下されている。韓国の李明博（イ・ミョンバク）政権の発足で、北朝鮮は孤立無援になった。米国や日本からも圧力をかけられ、中国とロシアに助けを求めるほかなくなった。中国は北朝鮮へ石油、機械、食糧、電気製品を輸出し、北朝鮮は中国へ石炭や鉄鉱石を売る。双方が潤う関係は今も続いている。

北朝鮮は「宝の山」なのだ。中国への鉱物資源輸出が増えるに従い、韓国人もようやく気付いたとみえる。2008年の韓国の統計によると、北朝鮮の地下資源は推定6兆4000億ドル（約490兆円）規模。足元には金2000トン、鉄2000億トン、炭酸マグネシウム60億トン、無煙炭50億トン、銅290万トンが眠っている。

これだけの宝を目の前で中国人に先取りされ、韓国人はさぞ悔しいことだろう。北朝鮮が開放され、地下資源が高値で輸出されれば、朝鮮半島は中東並みに豊かになる。韓国人が本当に北朝鮮の地下資源を開発したいなら、もう一度歩み寄るほかないのではないか。（翻訳・編集/AA）