2011年9月28日、貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州貞豊県で、「中国一の巨乳を探せコンテスト」が行われた。5000人の参加者が集まる中、山西省の大学生・王静（ワン・ジン、仮名）さん（20）が優勝した。しかし、王さんがスレンダー美女だったことから、「コンテストに偽りあり」と論議を呼んでいる。10月14日、中国新聞社が伝えた。

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貞豊県の観光地「双乳峰」は、形が女性の乳房そっくりなことからその名がついた。今年5月、貞豊県は双乳峰の観光大使を選ぶ「中国第一波覇を探せコンテスト」を発表した。「波霸」とは英語のボールと似た発音で、巨乳を意味する俗語だ。

全国から5000人の応募者が集まり、ネット投票で予選が実施された。最終的に選ばれた候補者10人が貞豊県に集結、9月28日に決戦が行われた。優勝したのは大学生の王静さん。観光大使の座と賞金10万元（約120万円）を手にした。

ところが王さんが巨乳とは真反対のスレンダー美女だったことから、コンテストの趣旨と違うではないかと批判する声が上がっている。スレンダーなのに「中国一の巨乳」の称号を手にしてしまった王さんだが、「私のイメージは朗らか、清純、善良ですから。友達はわかってくれています」ときっぱり話していた。（翻訳・編集/KT）