2011年10月12日、中国各地に地下カジノを設け、客にインターネット賭博をさせていたとして、韓国人女性が中国当局に逮捕されていたことが分かった。山東省煙台のニュースサイト・水母網が伝えた。

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大規模な賭博グループが摘発された。客はインターネット上で生中継される海外のカジノの様子を見ながら、マウスを動かすだけで簡単に賭けをすることができる。海外サーバーを使い、遼寧、山東、広東、天津など中国の複数省（市）で大々的に客を集めていた。逮捕された主犯格の容疑者は23人、押収されたサーバーは24台。賭け金の総額は10億元（約120億円）に上る。これほど大規模な摘発は同省で初、全国でもあまり例がないという。

今年1月、同市内のビルでネット賭博が行われているという通報があり、主犯格の朝鮮族の男が逮捕された。だが、警察は背後に巨大組織があるものとして捜査を続行。その結果、同様の地下カジノは全国各地に広がっていることが分かった。そして、5月。瀋陽、青島、煙台、大連、威海にある拠点5カ所を一斉摘発、韓国美女を含む主犯格の逮捕に至った。23人は今月8日、人民検察院が起訴を決定している。（翻訳・編集/NN）