2011年10月6日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国のネットユーザーがジョブズ氏の死を悼む」と題した記事を掲載した。環球網が伝えた。以下はその内容。

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米アップル社の創始者の1人であるスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことがアップルのウェブサイトで確認されると、中国版ツイッターと呼ばれる「新浪微博」上でもあっという間に情報が飛び交った。グーグル中国の元CEO、李開復（リー・カイフー）氏は最も早く反応した1人。「ジョブズさん、あなたの製品が世界を変えた。天国までの道中、どうかお気をつけて」とコメントした。

新浪微博には灯りをともしたろうそくの画像が現れ、李氏とともに大勢のユーザーがジョブズ氏の死を悼んだ。ユーザーの1人、王維嘉（ワン・ウェイジア）さんは「ジョブズ氏は真のシリコンバレーの息子だった。シリコンバレーがたった1人にしか半旗を掲げられないとすれば、それは間違いなくジョブズ氏だ」とコメント。これは4000回以上も転送された。

中にはジョブズ氏の死を悼みながら、アップルの新製品に対する不満を述べるユーザーも。ハンドルネーム「MoKayan」さんは「ジョブズ氏がiPhone4Sを見たら怒り心頭に違いない」。また、ハンドルネーム「PhilipKuai」さんは「iPhone4Sを買ってジョブズ氏に敬意を表そう」と呼びかけた。（翻訳・編集/NN）