Record China 2011年9月27日(火) 8時2分
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20日、英紙デイリー・テレグラフが、中国の経済発展に伴い加熱する中国語学習ブームと、その習得の難しさについて報じた。写真は11年9月、広西チワン族自治区で。中国文化に心酔する外国人。
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2011年9月20日、英紙デイリー・テレグラフが、中国の経済発展に伴う中国語学習ブームと、その習得の難しさについて報じた。24日付で環球時報が伝えた。
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中国人民大学の李泉(リー・チュエン)教授は、「中国語がますます注目されている理由は非常に明確。中国が世界の主要経済体となった現在、西側諸国が中国を意識し始めている。中国を理解し、中国がどのように動いているかを知るためには、中国語の学習が重要になる」と解説する。
しかし、李教授は「中国語は世界の言語でも難易度の高い部類に入る」として、「そのため、他国が中国語を小学校や中学校のカリキュラムに組み入れることが大事だが、中国語は国際的言語としてはあまり適さないだろう」と明かす。外国人にとって、中国語の発音や声調(上下する声のトーン)を把握し、文法や数千字に及ぶ漢字を覚えるのは、よほど勤勉な者でなければほとんどの学生が二の足を踏むだろう。
「中国政府の数字によれば、世界で5000万人が中国語を勉強しているというが、そこまで楽観視はできない。単にそれだけの人が中国語学習に興味を持っているに過ぎないということだろう」と北京語言大学出版社の編集者・鄭偉(ジョン・ウェイ)氏は説明する。「現在の主な問題は外国で中国語を教える人材に乏しいことであり、教材と教師の両方が不足している」という。もし実践練習を施してくれる人材がおらず、中国語を話せる生活環境がなければ、学生はすぐに中国語を学ぶ意欲を失うだろう。(翻訳・編集/中原)
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