2011年9月23日、北京で最も高いビルとなる「中国尊」着工のニュースは、日本メディアやネットユーザーの大きな関心を集めた。環球時報（電子版）が伝えた。

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日本メディアは21日、北京で高さ500m、118階建てのビル「中国尊」が着工し、中国各地で500〜600mの超高層ビルの建設ラッシュを迎えていると伝えた。さらに「将来は米国を超えて世界最大の『摩天楼国家』になる」との中国メディアの記事も紹介した。

この記事を掲載した日本のヤフーニュースのコメント欄には、瞬く間に2000件以上のコメントが集まった。その大多数は「中国に大量の高層ビルは必要ない」という趣旨のもの。「東京やニューヨークなどは土地に限りがあるから高層ビルの必然性がある。国土の広い中国では高層ビルの大量建設は必要ない」というのがその理由だ。「高さを誇るより、安全性や実用性を重視するべき」といったものや、「韓国みたいに地震じゃないのに揺れるビルは造らないで」というコメントのなかで、「北京は将来アジアの誇りとなり、世界も驚くほどの超近代化経済の中心になる」という声も寄せられている。（翻訳・編集/本郷）